神の雫 とは



概略と個人的感想

概略 :

2004年~2014年にコミックモーニングにて連載。
「12使徒編」を終え、「神の雫編」を前に休載となる。 
(2015年5月より「マリアージュ ~神の雫 最終章~」とタイトルを変え、続編の連載を開始)

世界的ワイン評論家を父に持つ 神咲雫:かんざきしずく 。
新進気鋭のワイン評論家であり、雫のライバル 遠峰一青:とおみねいっせい 。

メインストーリーに、神咲雫の父の遺言である、「神の雫」と称された最高峰のワイン1本と、12本の「12使途」を捜し求める話を置く。

使徒一覧
使徒決戦勝敗一覧

個人的感想 :

■ ワインを知らずともツッコミどころは満載です。 でも、ツッコミながらハマってるんですよね。 
登場人物の描写はうすっぺらな感じもしますが、絵の綺麗さがそれを充分補ってくれています。 
小説バリに凝ったプロットも興味深いところで、途中でへたれず最後までキチンと伏線を活かしてほしいものです。(2005/11)

■ 最近は展開がもどかしいですね。 
ストーリーは一本調子で状況説明ばかりが饒舌気味。 
週刊誌連載となると、難しい注文かも知れませんが、もう少し出だしの頃のような複数のプロットが交錯するような展開を希望したい所です。 (2006/11)

■ ワインオタクっぽい慢心が鼻につくストーリー展開や、ワインに対して誤解を招きやすい台詞、間違った情報などなど・・・(苦笑 少々問題も多い最近の展開ですが、文句を言いながらも愛読しております。(2008/2)

■ 2009年1月13日~3月10日、亀梨和也主演ドラマを日本テレビ系列で放送

■ ワイン漫画と言うよりは、作者が飲んだワインとその感想を自慢する場所となってしまいました。
物語を通して成長していく主人公や、互いに深まっていく感情などは全く描かれず、各章毎、各話、その場しのぎで作られたハッタリ、子供だましの演出ばかりが気になります。
伏線と思われるセリフや振りが、それ以降に拾われることは無く、その場の雰囲気を無意味に盛り上げるだけ。
作者の分身のような登場人物たちが、お互いの行動を褒め称え合いながら、一般には通用しないワイン感に酔い痴れる、自己陶酔漫画です。(2013/3)

■ 予感通りと言いますか、当然と言いますか、最後の一本「神の雫」は、今の作者では選べない様で再開未定の休載となりました。 
すでに大きな流れのストーリー(背骨)は無くなり、使徒勝負の度につじつま合わせの勝敗を両者が公平に分け合うだけのルーチンワーク。 勝敗理由も「精神論」ばかりでワインとは無関係。 現実的にワインを飲むイメージからは遠く乖離した内容に成り果てました。 「神の雫編」はこのまま「夢」を持たせて… 再開しないほうが良いと思います。(2014/6)

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